飲食業界を取り巻く環境の変化

こんにちは！採用戦略研究所の 植田 です！

私たち採用戦略研究所は、新しい採用のカタチを創る為、常に挑戦を続けているベンチャー企業です。
«採用戦略=経営戦略»であると考えており、常に一歩先をいく採用戦略をご提案いたします！

また2017年度には、大阪府ベンチャー支援プロジェクト「Booming!3.0」にも選定して頂き、これまで280社以上の企業様の採用活動をご支援させて頂きました。

このブログは、「採用に関するお役立ち情報」を企業の経営者様や人事の皆様に発信させて頂くことで、お役に立ちたいと思い立ち上げたブログになります。
是非、ご活用下さい。

さて今回は、『飲食業界を取り巻く、環境の変化』についてお話ししたいと思います！

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飲食業界の当たり前、世間の非常識。

飲食業界に対する世間のイメージは、依然として『ブラック』です。
人によって定義は様々ですが、昔からよく３Kと言われていますよね。

昔の３Kは『キツイ・汚い・危険』でした。
最近では、『厳しい・給料が安い・帰れない』等と言われています。

一昔前、飲食業界は「手に職を」「自分の店を持ちたい」という思いを持った方々の修業の場という認識があったそうです。
オーナーの厳しい指導のもと、怒られながら叱られながら、見よう見まねで訓練をするようなイメージでしょうか。

しかし、飲食業界を取り巻く環境も変化しており、このような昔のやり方は通用しません。
そこで今回は、どのように環境が変化しているのか、今後どうなっていくのか、今どうすればいいのか等についてお話させて頂きます！

求職者の意識の変化

今の時代、求職者が１番求めているのは『安定』です。
飲食業界のサラリーマン化とも表現されており、求職者にとって魅力ある飲食店にするためには働く環境の整備が不可欠なんです。

採用のライバルは、同業他社ではありません。一般企業です。

求職者から敬遠される飲食あるある

・長時間労働（違法なものは罰則対象に。調査も厳しくなってきています。）
・自己啓発の強要（労働時間外の自由を奪われることを嫌がります。）
・厳しすぎる指導（教育を誤ると「パワハラ」になります。）

1日8時間労働や週休２日制を望む人が多く、整備された労働環境が好まれます。

これからどうする？

採用活動に関しては、『いかに人を定着させるのか』がポイントになってきます。
雇っては辞め雇っては辞めを繰り返していると、採用費や人材育成費がかさみ無駄な経費がかかるからです。
1度雇った人が辞めてしまわないよう、働きやすい環境づくりを心がけましょう。

定着しやすいお店の特徴

・業務がマニュアル化されている
・アルバイトの教育方法が明確
・他店との差別化や自店の魅力をスタッフも理解している　等です。

まずは、マニュアルやチェックリストを作成し、仕事に対して共通認識をスタッフに持たせましょう。
明記しておくオススメ項目は
『初日のアルバイトスタッフにまず取り組んでもらうこと』（初日の居づらさを軽減）
『どの業務を誰に教わったのか』（業務の共有）
『その人のできているポイントの評価』（褒めることでモチベーションアップ）　等です。

同じ指導方法ではなく、その人を見た教育を行うことで信頼関係を構築に繋がり、人材定着が実現できるのです。

飲食業界の未来

人工知能が注目を集めていますが、飲食業界も例外ではありません。
人手不足が慢性化しているからこそ、上手く活用していきましょう！

AIは、正確さと早さが売りです。
決められた業務を正確に速く処理することや、ほぼ無限の記憶、情報共有に関して、圧倒的に長けています。

一方で、臨機応変な対応や接客面での気配り等は人間ならではの良さでもあります。
人の足りない部分を上手く機械で補い、人工知能を味方にしましょう。

最近だと、レジ打ちが機械化しているのをよく見かけるようになり、業務の機械化を感じました。
パン屋さんでは、センサーで料金計算のできる機械なんかも登場しているそうです。

これから、もっともっと機械は進化していきそうですが、ヒトが生きている限り、飲食産業がなくなることはありません。
マニュアル化・機械化と人間ならではの暖かさを併せ持ったお店作りを行っていきましょう！

今回は以上です！最後まで読んでくださり、ありがとうございました。